映像化された小説

『レインツリーの国』の世界を旅する。

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書籍情報

「レインツリーの国」 有川 浩

レインツリーの国 (新潮文庫)

文庫本は200ページほどと短め。
有川 浩というと自衛隊3部作や図書館戦争が有名。

個人的にはこのレインツリーの国がとっても気に入って、彼の作品をいろいろ読んでみた、という
経緯がある。
とっても甘酸っぱい恋愛関係が、独自の世界観をもって描かれています。

 

あらすじ

「レインツリーの国」というブログ上に載せられていた、ある本の感想。
それは伸行の心に、10年以上も引っかかっていたライトノベルに関するものだった。思い切って伸行はこのブログの管理人ひとみにメールを送ることにする。

メールを通じて距離を深めていく2人。
面識はないが、文章から伝わってくる親密感。伸行はどうしてもひとみに会いたいと思うようになる。

伸行は勢いと勇気でデートを申し込む。しかし、ひとみからは前向きな返事が返ってこない。
ひとみには、どうしても会いたくない理由があった。。。

それでも、伸行の思いにこたえて会うことを承諾するひとみ。

彼女が提案した待ち合わせ場所は、紀伊国屋。思い出のライトノベルを出版するレーベルが置かれる本棚の前だった。

 

というのが概要なのですが、、、

実はこの「レインツリーの国」、2015年に玉森裕太さんと西内まりやさんの主演で映画化されています。

そしてプロモーション用の予告編では、いきなりひとみが会いたがらなかった理由が発表されています。。。

えーっ!!!

というのがこの予告編を見た僕の感想。
原作の中では、この2人が出会うまでの下りが本編の3分の1も占められており、ストーリーの
肝となる伏線がたくさん張られているところなんです。

なので、あまりにもいきなりひとみの秘密が暴露されていることに驚きが隠せませんでした。笑
そんな僕が驚いた予告編がこちらです。書いているようにネタバレです。

 

ともあれ、僕はこの映画が公開されるずっと前に原作を読んだ訳です。
この作品に出合い、自衛隊シリーズを読もうかなーなんていうキッカケとなる作品でした。

それほど僕は「レインツリーの国」の世界に酔いしれてしまったのでした。

 

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